家族のこと

2018年7月10日 (火)

夏仕事

蒸し暑い日々が続いています。それにしても、自然災害、恐ろしいですね。どこで何が起きるかわからない恐怖感・・・。心が凹みますが、ワールドカップで、日本代表が元気をくれました!負けてしまったけれど、あのベルギーに、精一杯、素晴らしい試合をしてくれたことを嬉しく思いました。

でも、まだ、ワールドカップが終わったわけでなく、フランス!勝ってます!準決勝楽しみ!!!頑張れフランス!!!

Image_2一昨年、店の前に、母が植えてくれた「祇園守り」という白い花が咲き始め、嬉しい気持ち。

Image大原の紫蘇。夏仕事の時期。

Image_2この時期、毎週紫蘇ジュースの仕込みしてます。かなり、丁寧に作りますので、時間かかりますが、リピしてくださるお客様が多いので、がんばって仕込んでます。仕込んでいる間中、良い香りに包まれて嬉しいですね。自家製紫蘇ジュースは、さっぱり爽やかで、心地よい酸味が、美味しいですよー!

Franceにて~Le dîner à Bordeaux

ホテルに戻り、夕食に。ずっと、コース仕立てのレストランが続いていましたので、この日は、何も考えなくていい、気軽なブラッスリーの食事。こういうのもフランスっぽくて良いものです。

Dsc06920Dsc06915Dsc06921Dsc06922

それにしても、かなり、ジャンキーな食事でしたーー。ボルドーにいるので、ワインも珍しく、ボルドー赤で。お腹一杯。ホテルに戻って軽く、荷物まとめです。

★荷物まとめのポイント★

・購入したものは、どんどん、スーツケースに、きっちり、詰めていきます。

・蜂蜜や、コンフィチュールなどの液体系の瓶物は、きっちり締めてあるか確認してから、(→しっかり締まってないと、帰りの飛行機の気圧で蓋が開いてしまうことがあるので、要注意!)割れ物など、パッキンが必要な物はプチプチ(大量にもっていきます。)にきっちり包みます。

・重い物を小さいスーツケースにびっちり詰めていきます。機内持ち込み用位の大きさのスーツケースに重い物ばかり、びっしりいれても、23キロ以内に収まります!

・買った直後に、梱包して、詰めていくと、最後の日の荷物整理が随分楽になりますよー!

・どこに何を入れたかリストを作っておくと、非常に便利です!

 

2018年6月 5日 (火)

シェフの誕生日

Image昨日はシェフの46歳の誕生日でした。40代も後半戦に突入。早いですー!出会った頃、こんなに四六時中一緒にいる仕事をするとは、想像してませんでした(笑)。33歳でお店を始めて、11月には13年。シェフには色んなことを教わりましたし、フランスの影響も私に大きく与えてくれました。2人でお店を切り盛りするのは大変な事も多々ありますが、一番の理解者、良きパートナーであるシェフとお店が出来、多くのお客様に支えていただき、本当に嬉しく思います。

Image今年も無事、お誕生日ケーキ作ることができました。メロンをほぼ丸一個使ったケーキ。アンビベにもメロンのジュをたっぷりきかせました。これからも、健康で、仲良く、二人三脚でお店を続けていきたいと思います。よろしくお願いします。

近々、初夏らしい新作デセーをご案内予定です!6月は通常通り営業します!ご予約お待ちしています!

~Franceにて~L'imaginaire④~

お魚料理はオマール海老でした!

Dsc06769Homard bleu rôti entier pomme de terre farcies aux saveurs d'estragon sauce Américaine crème

お手本という感じの王道なオマール海老のお料理。ソースはアメリケーヌ。付け合わせに、エストラゴン風味のジャガイモのファルシ。間違いないお味です。

Dsc06772この日のワインはロワールの大好きな造り手VacheronのSancerre blanc。柑橘類や、程よく熟した杏の様な香りで、ミネラルたっぷり。心地の良い余韻。お料理に非常に合わせやすく、大好きなワインです。フランスに来て好きになったドメーヌ。やはり、ものすごく美味しい!

お肉はウサギ。ウサギは大好きな食材の1つ。

Dsc06770Râble de lapin farce à la sauge légumes croquarts et Shimeji sautés, jus réduit

ウサギ背肉のファルシ、セージ風味。付け合わせにはプティ人参や、プティポワロ―葱、ジャガイモ、シメジなど、バランスよく、美味しい一皿。

こちらのお料理はすべて、美しく、安心できる美味しいお味でした。

ちなみに、今回、1日目から最終日のパリまで、お任せのお料理が多かったにも関わらず、お肉料理に関して、一度もかぶることがなかったことが、驚きでした!(ブレス鶏、鴨、仔山羊、牛肉、そして、この日の兎、この後のパリは、鳩、イベリコ豚など・・・)

このあと、フロマージュ、デセーと続きます。

2018年5月 1日 (火)

ゴールデンウイーク&母の新作

新緑の気持ちの良い5月。ゴールデンウイーク真っ只中です。毎年の事ながら、ゴールデンウイークは、込み合う日と、空いてる日が極端。是非、お問い合わせくださいね!5月3日(木)、4日(金)は、昼夜営業してます!(明日2日(水)はお休みいただいてます。)

Imageこちらは、母の新作で、カモミールです。以前、お店に飾っていたカモミールを母が気に入って描いてくれました。とても可愛らしい絵です。バックの色が母の世界になっています。絵もどんどん、増えてきたので、今回、額も新調しました!

この時期になると、可愛い紫陽花がいたるところに売っていて、嬉しくなります。基本、お花選びは、インスピレーション。これだ!と思ったら、お店を決めず、即決で買ってます。

Image_2真綿の様な白い大きなモコモコの紫陽花。

Image_5逆に小ぶりの山紫陽花も好きで、毎年買います。今年は、薄ーい水色。白か、水色かわからないくらいの水色が気に入りました。

Image_4オオデマリも可愛くて、好きです。ちょこんとテーブル花に。

お花が可愛いと嬉しくなりますね。

皆様のご来店をお待ちしております!

~Franceにて~Cahors②

Dsc06577今宵は、お惣菜をホテルでいただく日。アテ好きな私達。楽しい食事になりました。

Dsc06579食後には冷たく冷やしたペシュ・プラット。大好物です!

Dsc06585何だかんだと、濃い黒いカオールワイン、飲んじゃいました!ホテルからの眺めも最高です。

Dsc0658920時位のヴァラントレ橋Dsc0659423時頃のヴァラントレ橋。綺麗です。

Dsc06600早朝のヴァラントレ橋。

Dsc06608Dsc06620早起きして、ヴァラントレ橋を散歩。

続いて、マルシェへ!この日、マルシェがやっていることは、調べ済。楽しみでした。

Dsc06631Dsc06629思ったよりは、こじんまりしたマルシェでした。マルシェだけは、行ってみないとわからないです。

Dsc07376戦利品はこちら。クルミをつけこんだ蜂蜜。このエリアはクルミの産地。見るからに美味しそうです!何に合わそうか、楽しみ!地方を離れると、買えない物が大半なので、地方で見つけた物は、すぐ買わないと後悔します。

Dsc06647その後、前日にシェフが見つけていた美味しそうなお肉屋さんへ。

Dsc06643こちらのサラミが絶品でした!サラミもお店によって、自分の好みか好みじゃないか、分かれるので、当たりのお店に出会えると、ラッキーです。

Dsc06642Dsc06641日持ちのする、テリーヌや缶詰類もこちらで、いただくことにしました!

さあ、早めに出発して、次の目的地へ出発です!


























2018年3月13日 (火)

シェフの母の絵

Image暖かくなったと思ったら、急に寒くなったり、着るものに困りますね。春になると思って喜んでもいられず、花粉との闘いの毎日です。

写真は、シェフの母の絵の新作です。いつもと雰囲気が違います。何年も前に描いていた絵をきちんと描きなおしたそうです。「絵を始めた頃は、静物画など、真面目にきちんと描いてたの。」と言ってました。だんだん、自分らしさを出したり、遊び心が入るそうです。母は面白みがないけれど・・・と言って持ってきてくれましたが、私は、上手くて、驚いてしまいました。母の絵も楽しみにしてくださるお客様がいらっしゃるので、母も喜んでいます。

近々、新作デセーもご案内できる予定です。テーマは苺です。お楽しみに!

~Franceにて~Serge Vieira④

Dsc06444Dsc06445気持ちの良いお席でディネの始まりです。

Imageこちらならではの、可愛らしいアミューズ。左側にはまるでお寿司屋さんのようなおしぼりが添えられています。

Image_2右からピエ・ド・コション(豚足)のクロケット。

Image_3ビーツとシェーヴルのタルトレット。

Image_4ラディで包んだソーモン・フュメ。

Image_5 カリフラワーのムース、セロリ風味。

1つ1つが細かい仕事されています。ここに来て良かったー!!!と心から思わせてくれるお店です。

2016年6月 7日 (火)

今年も無事に★

Image先日の土曜日はシェフの44歳の誕生日でした。Biscuits Rose de Reimsを添えて大好きなChampagne JACQUESSON 738で乾杯!!

Image_3今年も無事に手作りケーキでお祝いすることができました。相変わらず、自分の誕生日には無頓着で、毎回、真剣に驚いて喜んでくれるシェフ。嬉しく思っています。そして、毎日、元気で、楽しく働いてくれていることが、何より嬉しいです。若い頃は多少の無理をしても、気にもなりませんでしたが、最近は、健康が一番だという事、身にしみて感じます。1日1日を大切に、楽しく、元気に、1日でも長く、一緒にお店を続け、少しずつ前進していくことが目標です。

ちなみに今年は、カカオベースのジェノワーズにオレンジやバナナ、ドライフルーツ、カカオニブを使ったショートケーキです。シェフは、1年に一度の誕生日のケーキは、生クリームとジェノワーズのいわゆるショートケーキに+ちょっと工夫されたってのが嬉しいみたいです。喜んでくれてMerci(^^♪

Image_4自宅の紫陽花が随分色づき、先週とはまた違ったタイプのブーケができました。

Image_5テーブル花はこんな感じで、ミニ額紫陽花、可愛いでしょ!

今週も、皆様のご来店をお待ちしております!

~フランス旅行記続き~

Dsc03780Dsc03782今年もこちら「Le Coquillage」に来ることが出来ました!嬉しいです!!!大好きなレストラン(^^♪爽やかなお天気の中、こちらでいただくデジュネが最高です。

Dsc03778Dsc03779レストランに向かって歩いていると、途中、なんか香ばしい良い香りー!焼きあがったばかりの美味しそうなパン。可愛らしいこちらの工房で、焼かれているのです。

レセプションに名前を告げると、案内してくださり、アペリティフはどこで?と聞かれます。もちろん、お庭でいただきます!

Dsc03784_2気持ちの良い青空、最高の空間でいただくシャンパ―ニュは至福!幸せ~~!この為にがんばって働こうと思う感じ~!今後、大好きなフランスでのこの時間を、私達の人生で、あと何度、過ごすことができるのかな・・・。可能な限り、無理しても、1度でも多く、訪れたいと強く願います。

Dsc03786アミューズはこんな感じ。

Dsc03791トマトとパイナップルのガスパチョ。

Dsc03792スズキ、パッション、パパイヤのタルタル。

Dsc03793そば粉の生地の上にはイワシのリエット。

いずれも、丁寧で上品なお味。シャンパーニュにぴったりです。はあーーっ。おいしい~!!!

Dsc03788Dsc03789Dsc03790メニューを選びます。entrées、platsの中からそれぞれ一つずつ選んで、dessertsはchariot(ワゴン)でと言うコースにしました。

Dsc03799レストランのテーブルに移動します。うきうき、ワクワク(^^♪

Dsc03800テーブルのお花は大きな薔薇をこんなグラスに。素敵。

Dsc03801Dsc03802Dsc03804バター2種類、パンに、ブルターニュの岩塩。一つ一つが、可愛いな。

Dsc03808シェフが選んだ前菜。Les huîtres aux aromates :chutney, citron et salicornes. 3種類の味を楽しむ生牡蠣。

Dsc03810トマトのチャツネに牡蠣風味の葉が添えられています。口の中で広がる牡蠣--とトマトの酸味甘みがたまりません。

Dsc03809シトロンコンフィ、シトロンのジュと共にいただくスタイル。ジュの酸味、コンフィのほのかな甘み、添えられたフェンネルが良い感じー。

Dsc03811ブルーターニュでは良く使われるサリコルヌ。海藻ではないのですが、海藻のような磯の香りがする植物。塩田なので生えてるようです。牡蠣にぴったりー!

いろんな味が楽しめて、生牡蠣を飽きずにペロリと楽しめる1皿でした!美味しかった!

Dsc03807私はこちら。Les premières moules Morisseau du Vivier sur Mer à la Tonkinoise  とびきり上質なムール貝!ワインにぴったりーーー!抜群に良い感じのソムリエさんが、ばっちりのグラスワインを選んでくれました!

Dsc03812たっぷりの前菜でしたが、洗練された美味しいものはいただけるものですね。半分ずつ、綺麗にいただきました!美味しくて、美味しくて、かなり、満足!次回は、期待大のメインです!


































2015年12月29日 (火)

Noël 2015を終えて

クリスマス限定ディナーが終わり、翌日から、通常営業に戻っています。年末年始は少し変動の営業となっております。年末は31日(木)まで営業、元旦(金)休み、1月2日(土)~4日(月)営業、5日(火)~8日(金)休み、9日(土)~通常営業となりますので、よろしくお願いします。今のところ、31日、3日、4日のお昼は比較的空いています。夜は空席僅かとなってきておりますので、ご予定決まられている方はお早目にお問い合わせください!なお、詳しい空席状況などは、こちらをご覧下さい。

今年のクリスマス限定ディナーはこんな感じでした。

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Dsc04582Dsc04579Dsc04585Dsc04595Dsc04569皆様、どのお皿も美味しかったと喜んでいただき、私達も幸せをいただきました。特に前菜の「薩摩海老と魚介類のコンソメジュレ仕立て ノワール・ムチエの思い出」、やデセーの「ムラング・シャンティ・キャラメル・サレ&フリュイ・ルージュのソルベ」は、フランスへの想いが強いお皿だっただけに、皆様、喜んでいただけたように感じました。クリスマスディナーのリピーター率は非常に高いので、毎年、シェフも気合をいれてがんばっております。クリスマスディナー9年連続お越しいただいているお客様から、「年々美味しくなるね!」と嬉しいお言葉をいただいて、シェフ共々、大変嬉しく、又、来年もがんばろう!!と思っています。来年も幸せなクリスマスが迎えられますように!

人気のお日にちが重なり、お断りさせていただいたお客様、申し訳ございませんでした。是非、来年、お待ちしております。

Imageクリスマス明けの先日、私の誕生日でした。矢の様に年齢が過ぎていきます。OPEN当初の年齢を考えると、恐ろしくなりますが、元気で楽しく働くことができ、平和に生活できることは幸せな事だと思います。お客様の中には、素敵に年齢を重ねていらっしゃる憧れのマダムが沢山おられますので見習っていきたいと思います!!毎年クリスマス明け、年末真っ只中の誕生日ですので、必ず仕事ですし、ゆっくり食事にということはできません。でも、今年は、私の大大大好きな神戸の「L'AVENUE」さんのテリーヌショコラをシェフが取り寄せてくれていて、仕事後、真夜中に、泡と共にお祝いしてくれました!休みなしの忙しさをふっとばしてくれる嬉しさ、濃厚な上質ショコラの美味しさでした!年末、年始、ますます、頑張りたいと思います!

いよいよ、2015年もあと少しで終わります。皆様、良いお年を!どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。

~フランス旅行記続き~

L'Auberge des Glazickのディネ、続いています。

前菜は、海老尽くし。

まずは、こちら。Dsc03037「Crispy de langoustine/ crème lactée citron jaune」特大のラングスティーヌ(手長海老)2尾。周りに、まるで、硬めのあられの様な衣をつけてフライにしてあります。中の海老の身は究極にレア。海老の上にのせてあるフィレミニオンのジャンボンの塩味がアクセント!中央にはアナナス(パイナプル)と蕎麦の実。海老のエキス、ミルクのクリームソース レモン風味。このソース、美味!海老のレア加減も最高!ただ、周りの衣がかなり、歯ごたえありすぎて、大変だったかも・・・。

Dsc03040続いて、2品目の前菜はオマール海老!「Brioche de Homard/condiment pomme pamplemousse variation de ''cochonnaille''」オマールブルトン半身を使った一皿。腕、胴、ハサミ。胴の下にブリオッシュ、こちらの上にもアクセントにスライスされたジャンボンがのせてありました。林檎とピンクグレープフルーツが良い感じの酸味。ソースはアメリケーヌ。プリプリのオマール海老たっぷりです。ブリオッシュがオマール海老のエキスをすって、これまたたまりません。オマール海老を食べたぞ―――!という大満足の一皿。オマール海老には目のない私もこの一皿をいただいたことで、今回の旅において、オマール海老には、かなり満足できて、この後は、違うものを食べてみても良いかな♪♪♪という気持ちにもさせてくれた一皿でした。

それにしても、この時点で、相当、お腹が大きくなってきています。(→、まだ、魚、肉、デセーが続くのです・・・)そして、かなり、ゆったりした時間が流れております。この後、お魚料理までが長かったーーー。お腹がふくれてくるー。時差ボケで眠たくなる―――。戦いが始まります(笑)。

2015年11月17日 (火)

Noël&年末年始

パリのテロ事件。悲しすぎるニュースでした。このニュースを見るたび、心臓の鼓動がおかしい私。心配です。どうして、こんな事態になるのか、理解できません。シェフの友人夫妻がパリでレストランをしていますが、ちょうど、一筋違いのお店が銃撃現場の一つだったようです。(距離にして300メートル程)。二人とも無事でよかった。今回のテロ事件の犠牲者の方々へのご冥福を心よりお祈り申し上げます。世界が平和になり、早く、元のパリに戻りますように・・・。

最近の京都、雨の日も、ちらほらでしたが、温かい晴れに戻りました。この時期は、観光の方も多いので、爽やかな秋晴れであってほしいですね。

先日、年末年始の営業のご案内をさせていただきましたら、早速にご予約、お問合せのお電話を多数いただきまして、有難うございます。年末年始は、ご家族連れのお客様も多い様です。クリスマスディナーは、毎年、かなり、おすすめで、非常に人気ですので、是非!(内容は12月入りましたら発表します。)早くもクリスマスディナーのご予約もいただき始めております。

クリスマス期間(特に22日~25日など)、年末年始(特に29日、30日)は、毎年、込み合いますので、ご予定決まられましたら、お早めのご予約をお願いいたします。12月、年末年始の営業の日程など、詳しくはこちらをご覧ください。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

さて、少し前、私の母の誕生日でした。今回、凝ったケーキは作れませんでしたが、母の好物の抹茶シフォンケーキを焼き、シェフにラングドシャのメッセージプレートを作ってもらって、ロウソクをたててお祝いしました。Image_3Image_4大変喜んでくれました。お客様からいただいた、香り高く美味しいダージリンと合わせて、皆で美味しくいただきました!いろんな意味で縁の下の力持ちである母には常に感謝しています。今のところ、私達以上に良く食べ、よく歩き、パン教室やスイミングなど、習い事をして、はりきってくれていますので、嬉しい事です。母には元気で長生きしてほしいです。

~フランス旅行記続き~

Dsc02879今回、Quimper(カンペール)で大ヒットだったCrêperie(クレープリー)!

そば粉の生地もおいしければ中身の具材も美味しい!スタッフの動きもきびきびで、楽しそう。なんて良いお店ーー!

Image_2Dsc02883ImageシェフはSaucisse(ソーセージ)。香ばしく焼いた大きなソーセージがそば粉の生地でくるりと巻かれています。そして、たっぷりのサラダ。このサラダも美味!マスタード、トマトソース、キャラメリゼした玉ねぎなど、好みでつけていただきます。このソーセージガレットの美味しかったこと!今、思い出すだけでもヨダレが出てくる感じのおいしさでした。また、食べたいーーー!!!

私は、ディネの為に、ものすごく軽いガレット(そば粉の生地とバターだけのシンプルな物程度の)を選ぼうとしていると、「ええやん!コンプレットくらい、食べとけ!」という、シェフの一声で、complèteに。

Dsc02882こんな感じです。たっぷりのjambon(ハム)、fromage(チーズ)、œuf(卵)の定番ガレット。これは、美味しくないわけはありません。美味しすぎます!シェフにもちょっと、手伝ってもらって、なんだかんだ言って、二人でぺろりといただきました。やっぱり、本場で美味しいガレットを食べることができたので、大満足です!!

さすがにデセーのクレープは無理。Dsc02884カフェで〆て、お腹一杯!さあ、今夜のディネは、2つ星の楽しみなお店、それまでに、消化できるでしょうか!

<Crêperie  L'Ardoise>

2,place au beurre

Quimper 29000

Tel 02 98 95 43 75

日 休

2015年9月22日 (火)

ユトリロとヴァラドン

秋らしくなりましたね。シルバーウイーク、皆様、ご旅行など、楽しい計画されたのでしょうか!ラニオンにご来店いただいたお客様、ありがとうございます。

Image先日、美術館「えき」の「ユトリロとヴァラドン 母と子の物語―スュザンヌ・ヴァラドン生誕150年―」を観に行きました。私はユトリロ好きなので、とても楽しみにしていました。ユトリロとヴァラドンとの親子の展示が非常に相乗効果で色彩も豊かで、ユトリロのみの展示の時よりも数段ユトリロの絵画が素晴らしく感じました。ヴァラドンの絵画をこんなに多く展示されているのを今まで見たことがなかったですし、こんな風に観ることができて、良かったです。ユトリロ、ヴァラドン、周りの人々に関してのエピソードもわかりやすく解説されていて、それも良かったですし、久しぶりに日本で大満足の美術展でした。

さて、10周年記念限定ディナーメニューのお問い合わせ、ご予約ありがとうございます。「もう、いっぱいですか!?!」というお電話をよくいただくのですが、まだ、お席、ございます。是非、お問い合わせください!

~フランス旅行記続き~

「La Marine」でのディネの続きです。

Dsc02696Coquillages&crustacés(bord de mer)

美しいお皿。大好物のラングスティーヌのミ・キュイ、アサリ、マテ貝、ホッキ貝、ニンジン、赤ピーマン、カリフラワー、カリフラワーのクリーム、海藻などをコンソメのビスクでまとめた一皿。食べてしまうのがもったいないほど・・・。一つ一つ、丁寧に作られています。思い出しただけでも、唾がでてきますね。

Dsc02699L'huître'Noire',lard&encornet

生牡蠣にイカ墨のソース、周りに塩漬けした豚背脂のパウダー。上のうろこの様な物は飴でできています。こちらのスペシャリテの一つ。昨年もいただきました。まるで卵白の様な塩気のある豚背脂のパウダーが牡蠣とイカ墨ソースをうまくまとめ、口の中に海の香りが充満するおいしさです。

Dsc02700

全体はこんな感じ。海の中に浮かんでる様な盛り付けです。

Dsc02702Asperge blanche bio à braise de pin& citron

BIOのホワイトアスパラが松のチップでスモークされています。そして、ホワイトアスパラのコポー、奥にレモンコンフィ風味のクリーム、手前はサヴァイヨンクリーム 上にサラダが添えられています。

美味しいの一言ですが、一番驚いたのが、コポーにされている白アスパラ、どれだけ太いものを使っているの!ということです。松のチップでスモークされた白アスパラに2種類のクリームを合わせて、お味や香りを楽しみながらいただく極上の一皿でした。

こちらの、前菜、本当に好き!次回は、お魚、お肉料理を紹介します!

2015年8月18日 (火)

Madame et Monsieur

少し暑さが和らいできました。大文字の送り火が終わると、秋の到来という感じ。1年が目まぐるしくすぎていきますね。

そろそろ、11月の10周年限定ディナー、続いてクリスマスや年末年始の日程も考えなければ・・。

Image先日、ディナーの白桃のデザートのご紹介をしましたが、最近のランチでは、白桃風味のブランマンジェを用意しています。プルンと爽やか、美味しいですよ~。

さて、昨夜はいつもご家族でご来店いただくムッシューの87歳のお誕生日会がありました。非常にグルメでワインも大好きなムッシュー!お元気でしっかりお召し上がりいただきました!優しく楽しい大好きなお客様。いついつまでもお元気でいらっしゃってほしいです!Bon anniversaire!!!

そして、先日、8月14日のディナーに大変素敵な白髪のマダムが、ご主人、お嬢様ご夫妻、お孫様と、ご来店いただきました。あまりの私の理想とする美しさに感動してしまいました。女性として、人としての気品が染みついてらっしゃるのと、心の綺麗さ、優しさ、思いやり、センスの良さ、全てが完璧な憧れの女性でした。真っ白な御髪をクシュッとアップにされていて、白いレースのブラウス、白いパンツに鶯色のジャケット、そして、大振りのグリーンのネックレスにイヤリング、まるで、フランス人のマダムを見ているようで、うっとりしてしまいました。女性は、いくつになってもお洒落で女性としてありつづけたい!と思っていますが、少しずつ、歳を重ねるにつれ、白髪がでてきたり、シワやシミが増えたりすると、ショックなもの。でも、先日の様なマダムに出会うと年齢を重ねた美しさのオーラが眩しく、歳を重ねる勇気の様なものをいただきました。

フランスに行くと、50代以上のマダムがあまりに素敵で、うっとりしてしまうことが多いです。そして、当店のお客様の中には、そういった憧れの素敵な女性が多数いらっしゃいます。お会いするたびに元気をいただき、見習わなければ!と思います。そして、先日、あんなに素敵なマダムにお会いすることが出来、とても幸せでした。しばらく、興奮、冷めやらず!また、お会いしたいな。

70歳を過ぎたら、髪を伸ばしたくなりました。、真っ白な髪をクシュッとアップにして、、、あのようなマダムを目指したい!(元々の顔の出来が違いますが・・・)まだまた、40代、素敵な歳の重ね方をしたいものです!そして、いついつまでも、行ける限り、フランスに行き続けたい!!と、また、フランスにつなげてしまうのでした。

~フランス旅行記続き~

SAUMURにあります「Bistrot de la place」でのディネです。

Dsc02599メニューの中に、アペロ用の小さな前菜が3~7ユーロ位でいろいろありました。あて好きの私達。いくつかお願いすると、まず、こんな風に木のまな板の様なお皿に並べて持ってきてくれます。Dsc02604これが、ワインに合うのなんのって!パテ・ドゥ・カンパーニュ、ポークのリエットは、抜群のおいしさでした。嫌な臭みや雑味がなく、でも、ギリギリラインの癖があり、塩加減も絶妙で、昔ながらのクラシックな感じ。こういうのが食べたかったんだよ!というお手本のようなお味でした。こういうのに出会えると、幸せ!そして、生ハムはイベリコの48か月熟成のもの。美味しくないはずはありません。そのほか、数種タルティーヌetc・・・ワインが進みすぎてしまいます。

Dsc02601Dsc02602続いて、コッパと夏野菜のサラダ。「Salade d'été légume croquant」という不思議なお味付けのサラダでした。旅は野菜不足になりがちですから、野菜は必須。

そして、今回、どうしても食べたかった一皿。今回のSaumurに来た一番の目的のCharcutier Traiteur 「Girardeau」(→こちらについては、また、次回の記事に!)のピエ・ドゥ・コション(豚足)が、こちらでいただけるというので、うかがったくらい。豚足というと、癖があって、胃にもたれるというイメージですが、こんなにおいしかったの!!!という素晴らしい一品。シェフ曰く、「相当丁寧にした処理をしてはるわ。」と。

そうなんです。こちらのピエ・ドゥ・コションは何日も煮込まれていますが、その大鍋を絶えず見張って浮かんでくる脂とあくを丁寧に取り除かなければいけない大変な作業。そして、小骨を全て取り除き、香料や詰め物を混ぜて網脂で包んで焼いてあります。

Dsc02605お店ではStaubeの黒鍋でサーヴされます。香ばしく焼かれたピエ・ドゥ・コション。付け合わせは、ニンジンや大根のソテー、そして、ジャガイモのフリット。添えられたソースはエシャロットの効いた酸味のあるソースで、これが、とても、よいアクセントです。このピエ・ドゥ・コションは、本当に心に残る素晴らしい一皿でした。来たかいあったーーー!!!

今回、ピエ・ドゥ・コションをいただくのが目的でしたが、ほかのお料理もおいしくて、ワインもリーズナブルで充実、スタッフの方々もきびきびと気持ち良いサーヴィス!良いお店~。

とても、気分がよかったので、デザートもいただきました。トラディショナルなフランスのデザートです。Dsc02608トンカ豆風味のクレーム・ブリュレと、Dsc02609モワルー・ショコラ、バナナのソルベ添えです。Dsc02611スプーンを入れると、とろーり、ショコラ。濃厚美味!

グラスワインの種類も多く、試したいので、いろいろいただきました!(地元のワインや、ブルゴーニュ、アルザス、ローヌなど、泡、白、赤など!)

Dsc02610飲みっぷりの良さに、''cadeau de nous à vous!!!''と言って、デザートと一緒にサーヴィスでクレマン・ドゥ・ロワールをだしてくださいました!(もちろん、ホテルのマダムのお電話の一言のおかげ)Grand merci!!!

Dsc02613カフェで〆。Dsc02615美味しく、満足、楽しい夜。酔っぱらって、良い気分、ふらふらで帰りましたよ~。


2015年6月 9日 (火)

紫陽花

雨が多く、少し肌寒い日もありますね。

自宅の紫陽花がどんどん咲いてくれています。Image Image_2 Image_3 Image_4Imageいろんな種類をそだてているので、違ったパターンで紫陽花を飾ることができるのが良いです。お客様もご興味をもってくださる方が多く、お花のお話も弾むので、うれしいなと思います。Imageシェフの母の絵も紫陽花を!

Imageさて、先週、6月4日は、シェフ43歳の誕生日でした。今年も無事、手作りケーキでサプライズお祝いできました。いついつまでも、シェフが元気でいてくれて、2人でお店を続けられ、フランスにも行けますように!!

いよいよ、来週からフランスです!ラストスパート、直前までお客様に喜んでいただけるよう、より一層、がんばらねば!帰国後7月3日~のご予約も徐々にいただいております。本当に、本当に、ありがとうございます!!!!!<m(__)m>

~フランス旅行記続き~

いよいよ、最後のディネとなりました。この日は、モンマルトルにある「LA TABLE D'EUGÈNE」を予約しました。もう、何度も伺っていますし、美味しいので、パリにいらっしゃるお客様には、よくご紹介させていただいてます。皆様、気に入っていただいるお店の一つです。

今回、改装されてからの訪問は初めてでとても楽しみでした。

Dsc02259外観も随分変わりました。

Dsc02261テーブルもダブルクロスで、レストランらしい雰囲気に様変わりです!昔からいらっしゃる白髪のマダムが、きちっとしたジャケット姿できびきびとサーヴィスされていました。

Dsc02268シャンパーニュで最後の夜を乾杯しつつ、Dsc02265Dsc02266Dsc02267メニューを選びます。

Dsc02270アミューズです。左からバジルのチュイール、アンチョビ風味、タラのクロメスキ、キノコのフランカプチーノ仕立て

Dsc02281こちらのパンもすごく美味しくて気に入ってます。

Dsc02278シェフの選んだ前菜。フォアグラ リュバーブのピュレ、コンコンブル、フレーズ・デ・ボワなど。

Dsc02277私の選んだ前菜。蟹とクルジェット、大ぶりの海老、レフォール(西洋わさび)のクリームとラディッシュ、たっぷりの甲殻類のブイヨン。間違いない美味しさですね。素材の合わせ方が素晴らしかったです。甲殻類好きの私。最後まで甲殻類で攻めてます。

Dsc02282シェフの選んだメイン タラの蒸し煮。うすく切られたイカ、カリフラワーのピューレ、クリーム多めのソース・ヴァン・ブラン(このソースが美味ーー!これぞ、フランスの味!!!と言って、シェフがうなってました!!)。白系のセンスの良い一皿。

Dsc02285私の選んだメイン 仔牛のロティ。上にはフヌイユのコンフィ、柔らかく調理された美味しいキャロット、仔牛の煮込みが添えられています。

Dsc02286アヴァンデセー ヴァニラビーンズたっぷりのアイスクリームに塩キャラメルを添えて。

Dsc02289Dsc02291シェフの選んだデセー

これは、毎回、シェフがお気に入りで頼んでしまう一皿。球体のショコラがサーヴされ、すぐに温かいショコラをかけてくれます。すると、球体がみるみる崩れだし、中から、トンカ豆とプラリネ風味のショコラが出てきます。ショコラ好きにはたまらない一皿。大好きなデセーです。(お持ちいただいてすぐ、熱いショコラをサーヴしてくださるので、球体の写真は撮れませんでした~。)

Dsc02293私の選んだデセー。季節物で〆ました。アブリコとアブリコのソルベ、ショコラのクリーム、パッション、カルダモン、フレッシュアーモンド さっぱりいただける一皿です。

Dsc02298Dsc02300キャフェで〆 プティフールはショコラ。ショコラ・ノワーとショコラ・オ・レ。

Dsc02301キュートでポップな隠れ家ネオ・ビストロが、エレガントなレストランになりました。やはり、良いお店には変わりません。この時点ではまだ、★はありませんでしたが、2015のミシュランガイドで見事、1つ★をとられましたよ!Félicitations!

HPも新しくされ、ネット予約も可能になっていました。ただ、メニューが以前とはスタイルが変わったようですので、もし、いらっしゃる方は、ご確認くださいね<m(__)m>。

次回、出発前日15日(月)のブログが最終回となりまーす!





























 

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